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2020/03/26 14:07
品質管理の第一歩は、ブルックリンロースティングカンパニーが創業当時より時間を掛けて関係を築いてきた信頼できる生産者からコーヒー豆を調達することです。定期的に生産者を訪ね、各生産者の農法や労働条件、品質やサステイナビリティーについての取り組みなどについて確認し、理解を深める努力をしています。
厳選した生豆が生産地から届いたらすぐに「Sinar MCal Analyser」という分析機器を使って生豆の水分量を計測します。適正な水分量は11-13%の範囲と設定しており、これ以下の水分量の生豆は古い豆として分別されます。
無事選別を終えた生豆は何パターンもの焙煎方法で焙煎し、カッピングを行います。更に近赤外線分光法という手法を用い、それぞれの生豆に最適な焙煎パターンを導き出しています。
品質管理は実際にコーヒーを提供する店舗でも引き続き実施されます。適正な豆の挽き目の調整や、定期的なカッピング、焙煎機やグラインダーのメンテナンスなどすべてがお客様に最高のコーヒーを提供するために必要なことなのです。
日本では、このようにニューヨークで徹底した品質管理を行っているコーヒー豆を生豆の状態で輸入し、専属の焙煎士が国内で焙煎を行っています。ニューヨークで決められたレシピに基づいて焙煎を行いますが、日本に到着した生豆の状態や、日本の気候、焙煎量などに合わせて日々調整し、焙煎チーム、バリスタチームで定期的にカッピングを行うことで、ニューヨークと同様のクオリティーコントロールを行っています。
また焙煎機やグラインダーのメンテナンスを定期的に実施、専属のトレーナーによるバリスタトレーニングなどで技術的な向上も日々心がけ、日本のお客様に最高のコーヒーを提供するために努力しております。